THE 514TH VETERINARY MEDICINE SEMINAR < OB/OG SEMINAR> "CANCER RESEARCH IN COMPANION ANIMALS USING ORGANOID CULTURE METHOD" SPEAKER: DR. TATSUYA USUI (TOKYO UNIVERSITY OF AGRICULTURE AND TECHNOLOGY, FACULTY OF AGRICULTURE, DEPARTMENT OF JOINT VETERINARY SCIENCE, LABORATORY OF VETERINARY PHARMACOLOGY)

2024-09-25
17:00
LECTURE ROOM A31, 3RD FLOOR OF BUILDING A

Event Summary

下記の通り、第514回獣医学科セミナー< OB・OGセミナー>を開催します。

多数ご参集くださいますようお願いいたします。

第514回獣医学科セミナー< OB・OGセミナー>

【開催日】 9月25日(水)

VENUE】 A31 LECTURE ROOM, 3RD FLOOR OF BUILDING A

Time】 17:00~

【演 者】  臼井 達哉先生(東京農工大学・農学部・共同獣医学科・獣医薬理学研究室)

【タイトル】オルガノイド培養法を活用した伴侶動物のがん研究

Summary

三次元培養法を用いた研究は主に人の医学領域で行われてきたが、我々はオルガノイド培養法をペットのがん治療に応用する研究を進めてきた。これまでの研究において、尿サンプルを用いて非侵襲的に犬の泌尿器がん(前立腺がんおよび膀胱がん)の画期的な三次元オルガノイド培養モデルを作製し、患者犬個々の抗がん剤感受性をチェックすることが可能であることを明らかにしてきた。またオルガノイドの培養液の組成を改良することで、ゲルフリーの環境下で3D膀胱がんオルガノイドの性質を維持する2.5D膀胱がんオルガノイドが作出可能であることを示した。

さらに、膀胱がんオルガノイドを用いて、抗がん剤感受性に関する前向き臨床研究を行い、オルガノイドにおける薬剤感受性が治療効果と相関することや、膀胱がんオルガノイドに対する分子標的薬トラメチニブの抗がんメカニズムを明らかにしてきた。本セミナーでは、これらの培養法を用いた個別化獣医療の開発と動物のがんオルガノイドを用いた創薬研究について解説する。