第476回獣医学科セミナー<Faculty seminar>「 犬の変性性僧帽弁疾患に対する新たな治療法の発見を目的とした基礎的研究」演者:亀島 聡 先生(小動物第1内科学研究室)

2022-07-21
17:00
LECTURE ROOM A31, 3RD FLOOR OF BUILDING A

Event Summary

以下の通り、第476回獣医学科セミナー<Faculty seminar>を開催します。教職員および学生のご参加をお待ち申し上げます。

 【開催日】 7月21日(木)

   VENUE】 A31 LECTURE ROOM, 3RD FLOOR OF BUILDING A

   Time】 17:00~

   【演 者】 亀島 聡 先生(小動物第1内科学研究室)

   【タイトル】

   犬の変性性僧帽弁疾患に対する新たな治療法の発見を目的とした基礎的研究

   Summary

   変性性僧帽弁疾患(myxomatous mitral valve disease; MMVD)は、僧帽弁尖の変性に起因し、最終的にうっ血性心不全により死に至る進行性かつ不可逆性の心疾患である。近年、獣医学領域においてもMMVDに対する僧帽弁形成術が行われるようになり、病態を大きく改善させることが可能になった。しかし、動物への侵襲性の高さと金銭的負担の大きさから、外科的治療が選択されることは多くない。一方、内科的治療は心拡大の抑制やうっ血性心不全の病態改善を目的とした対症療法のみであり、弁尖の変性そのものを標的とした治療法はいまだ見つかっていない。当研究室では、MMVDの病態において僧帽弁組織中で発現量が増加するtransforming growth factor-bによる変性の誘導に着目し、その抑制作用を有する薬物の探索を行っている。本セミナーでは、本研究の進捗状況を報告させていただき、それに対して参加者の皆様から様々なご意見を頂戴したい。

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